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ご挨拶

一般社団法人福岡県医療法人協会 会長 佐田 正之

 福岡県医療法人協会は、県民医療の向上と医療法人である民間医療機関の永続を期することを目的として昭和58年9月に設立されました。
 現在、会員は143医療機関であり、うち病院114施設、診療所29施設で構成され、財団法人(3)、特定医療法人(4)、および社会医療法人(8)を含んでいます。
 さて昨年10月、消費税が10%に引き上げられました。民間病院にとって控除対象外消費税は経営を圧迫する要因の一つであり、今回の増税で負担がさらに増大しました。
 そしてもう一つ民間病院の経営を圧迫する要因として上げられるのが「働き方改革」です。「医師の働き方改革」は2024年まで先送りにされていますが、すでに労働基準監督署の立ち入り調査の結果、実質的に医師の働き方改革を前倒しさせられた医療法人もあります。他職種の働き方改革は昨年4月から始まっており、「改革」するために増員や設備投資をせざるを得ない医療機関も多いのではないでしょうか。
 このように民間医療機関を取り巻く環境はたいへん厳しい状況にありますが、そこにとどめを刺すように襲ってきたのが新型コロナウイルスです。当協会でも、 コロナ患者対応に必要な防護服やN95マスク、フェイスシールド、非接触型体温計などの確保に苦しむ会員の声を聞き、中国から医療関連物資を緊急輸入するプロジェクトを進めました。かなり困難なミッションではありましたが、なんとか約70の施設に配布することができました。
しかし、コロナ患者を受け入れているいないにかかわらず患者の受診抑制で収入が激減し、経営的にはほとんどの医療機関が大変苦しんでおられるのではないでしょうか。 医療業界は戦後最大の危機を迎えていると言っても過言ではありません。
終息時期は見通せず、まだしばらくはこの状況が続くと思われます。補正予算などで、医療業界に対しどのような手当てがなされていくのか今後の動きを注視するとともに少しでも多くの支援が受けられるように皆が一致団結して働きかけていかねばなりません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


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